2018年秋にオープンした、おいなり専門店「いなりのこん」。 別府駅からは徒歩約5分、中村学園大学のすぐそばにあります。 可愛らしくシンプルな外観に、白い看板が目印です。酢飯は全て「熟成米」を使用していたり、こんにゃくいなりなどの少し珍しいおいなりだったり、店主さんこだわりのいなりが楽しめます。 イートインはできず、テイクアウトのみとなっております。全部で十数種類あるらしいのですが、今回は店頭に並んでいた8種類のおいなりさんをご紹介します。
今回の中では一番プレーンに近そうな黄金しょうがのおいなりさん。酢飯の中に小さく角切りにされた黄金色の生姜が混ざっています。 食べているとたま~にシャキッとした生姜の食感がするのですが、そのたびに生姜のほのかな香りも楽しめて、いい感じです♪ ごはんを包むあげは甘く、じゅわっとしていて、生姜のさっぱり感とマッチしています。後味もさっぱりしているので何個でも食べられそうです。
たくさんあるいなり寿司の中で、今回目を惹かれたのがかつおそぼろのいなり寿司。油揚げの甘い香りとかつおの香ばしい香りの相性が抜群でとても食欲をそそられます。一口食べてみると、 油揚げのジューシーさにまずびっくり、じゅわっと甘酸っぱい味が広がるのがたまりません。そして油揚げの中にしっかり詰まったかつおそぼろのご飯が甘さを引き立てる和風の味付けでとてもおいしかったです!
黒糖を使用したおいなりを食べるのは初めてでした。見た目も他のおいなりとは違って黒っぽい感じです。かじるとじゅっわ甘い汁があふれ出します。黒糖独特のコクのある甘さが酢飯のうまさを引き立てています。 中に詰められた酢飯も固すぎず柔らかすぎずでちょうどいい。混ぜ込まれている具材がコリッとして良い食感です。全体的にバランスの取れた味で、これなら何個でも食べられそうです。
色からしてピリ辛高菜で美味しそうです。食べてみるとお揚げにしっかり味が浸み込んでいました。高菜はたっぷり入っていたのですが、お酢とお揚げの味に負けてしまっているというか、 高菜はあまり目立たない感じでした。とにかくお揚げが美味しい。このお揚げだったらシンプルな酢飯が一番美味しくいただけるかもと思いました。
何とも珍しい、きくらげの、しかもラー油風味のおいなりさんです。いなりの表の方にはきくらげの姿が見えていますね。 細切りにされたきくらげはコリコリしていて、食感も楽しめます。ラー油の風味がほどよくして、辛さはほぼありません。 ただ、不思議なことにラーメン屋さんにいるような気分を味わえるおいなりさんでした(笑)
こんなの初めて見ました。こんにゃくのお稲荷さんです。サイズがひとくちサイズってのもうれしいですね。 で、お味のほうなんですが、これ、こんにゃくがしっかりと甘辛く仕上げられている逸品です。こんにゃくの弾力のある歯ごたえもしっかり楽しめます。ゴマの風味もしっかりと味わえて、お酢の効いたお米とすっごくマッチしています。
いなりの皮は分厚くなくて、口の中ででとろけていく。皮が消えていきつつ、そのあと、いなりの皮の甘みと高菜とちりめん、ゴマの食感がします。 いなりの風味とゴマの風味、が鼻に抜けていく。こんな余韻を感じられるいなりがあったとは大発見です。今まで食べていた、いなりとは違くて、口の中でいなりの皮がとろけていき、その後甘みを感じます。 おにぎりよりも食感や風味を味わえるので、みそ汁や、カップ麺のお供にして食べるとおにぎりより満足感が得られると思います。
わさびのいなり寿司。わさびの香りはそこまでないですが、口の中でふわっと広がる感じです。わさびのシャキッとした食感が心地よく、ほんのりとしたわさびの風味をご飯や油揚げと一緒に楽しめます。 そこまでツンとしないので、わさびが苦手な人でも食べられる気がします。複数いなりを買うなら是非一つは欲しいですね。
住所:福岡市城南区別府4-1-7
TEL:092-407-8831
時間:10:30~19:00
定休日:不定休
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