糸島の岐志漁港にある「恵比須丸」は、岐志で一番最初に牡蠣小屋をはじめたというお店です。岐志エリアの牡蠣小屋群の一番左にあり、店員さんが元気に呼び込みをしています。お店に入ると、灰よけのジャンパーを貸してくれます。「恵比須丸」はライトグリーンのジャンパーです。炭焼きだと結構灰が舞うので、ジャンパーは着た方がいいでしょう。

席に案内されて、まずはカキ盛り（1キロで1,000円）を注文。なんと16個も入っていました。確実に1キロ以上はありそうなのでサービスしてくれたんだと思います。そして、店員さんにオススメなどを聞きながら、恵比須軍艦、イカゲソ、はまぐり、サザエを注文。牡蠣を網の上に並べて焼いている間に、「恵比須丸」オススメの恵比須軍艦を食べます。牡蠣の軍艦巻きなので少々見た目はグロテスクですが、味は抜群です。ダシが効いているので、そのまま食べてOK。ピリッした辛さが良いアクセントになっています。ワサビかと思っていたら何とカラシを使用しているそうです。恵比須軍艦は「恵比須丸」でしか味わえないので、是非食べてみてください。

牡蠣は身がプリプリ！塩味が効いているので、そのままでも美味しいですが、醤油やポン酢をつけてもグッド！個人的にオススメはレモンです。レモンの酸味とさっぱりした味が癖になります。イカゲソやはまぐりも身が厚く、海の旨みを充分堪能できます。サザエはちょっと焼きすぎてしまいましたが、特有の苦味と深いコクが絶品の一品です。

締めはサービスのカキ汁と一緒にカキ茶漬けをいただきます。カキが4個にのりとネギにワザビがのったシンプルなお茶漬けです。海の旨みが茶碗の中に凝縮されていて、締めに食べるのに最適です。今回は頼みませんでしたが、セットメニューも豊富で、大勢で行った場合は頼んでみるのも良いと思います。他には牡蠣のアヒージョなど珍しいメニューもありました。

持ち込みは、ご飯、飲み物、トッピングなど、肉類以外は基本OKです。分からないものは事前に確認しておきましょう。トイレはとても清潔で、お店の奥に男女1つずつと男女兼用が1つありました。岐志エリアに行った際にはぜひ寄ってみてください。