言葉ではなく五感で感じる場
珈琲 月白

城南区田島の住宅街のなかにひっそりとたたずむ「珈琲 月白」。地下鉄七隈線の茶山駅が最寄の公共交通機関です。なにぶん茶山は入り組んでるので、茶山駅からは地図アプリを片手に移動することをおすすめします。

「珈琲 月白」は店主の雰囲気や世界観がダイレクトに反映された「場」です。たとえば、ワイングラスで飲むコーヒー、陶器で飲むホットチョコレート、テーブルのない店内、他店持ち込み自由、などなど、とにかく言葉で説明するのはとても難しく、ぜひ五感で感じてください。

「珈琲 月白」はInstagramアカウントもあり、そのフォロワー数は2000人を超えます。この日もインスタでアップされていたミルクレープを目当てに行ったのですが、あまりの人気に完売したと。そこでミルクコーヒーとデーツチョコレートを注文。デーツチョコレートはクルミをチョコレートでコーティングした一品です。

店内はテーブルがありません。隅にダンボールほどのサイズの木箱があるだけです。木箱を椅子にしたりテーブルにしたりと食事の仕方も独特。カウンターもありますが常連客で埋まってました。 ミルクコーヒーはやさしい味で、デーツチョコレートはまろやか。時間の流れがゆっくりになる感覚です。 店主が選ぶ書籍も置いてあるので、本を通して店主の世界観に入り込んではいかがでしょう。店主はお話し好きなのでぜひアレコレ話しかけてもいいと思います。

たしかに茶山にあるのに、別世界に入り込んだような場「珈琲 月白」。ぜひ五感で感じてみてください。