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トコの右往左往
Vol.14
▲にぎわっていた自由市場のパン屋さん。看板の絵が、焼きピロシキだ。 百聞は一見にしかずって本当だね!

取材でウラジオストクに行った。人生初のロシア入国だ。夏になれば北九州空港から直行便が出るそうだ。そこで一足早くどんな場所か探検に行ったの。往復はウラジオストク航空で、ソ連(当時)製のツポレフという飛行機だ。かなり年季の入った機体で、気を許すと座席が前にリクライニングしてくる。旅情がわくよね。到着したウラジオストクは日本よりも、気温が5度以上涼しい。快適。そして、噂では、日本の中古車が店名とか書いたままで走っている貧しい地域、と聞いていたが、うそじゃ〜〜〜ん。百聞は一見にしかずよ。そんな車一台も見なかった。トヨタの4駆、それも新車が颯爽と飛ばしていたわ。街は建設ラッシュで景気良さそうだったし。食べ物だが、ロシアといえば、ボルシチ、ピロシキ、ウオッカだ。こちらは本当にそればっかりだった。ただし、ピロシキは焼きピロシキでヘルシー。店で買えば50円くらい。ボルシチは野菜たっぷりの味噌汁感覚かな。そうそう、ロシアでは横断歩道以外の場所で道を渡ると違反です。冗談かと思って笑って聞いていた。で、向こう側に停まっているロケ車に乗るために道を横断したら、警官が立っており、厳しく注意された。許してもらえてよかったけど。ところかわれば、だね。そうそう、この時期、夜は10時過ぎまで本が読めるほど明るいです。子どもを寝かしつけるのは大変だ。
Vol.13
▲若い人にはあっさりかもしれない。違いのわかる大人の味ですかな、フッフ。 ドライブだぁ、ラララ〜! 途中で何を食べようかな?

行楽ドライブといえば、なんとなく西方面に向かってしまう。ですよね? というわけで、そんな企画のロケで、佐賀のシュガーロードを目指してひた走った。知らなかったが、長崎街道沿いは、砂糖が運ばれたせいで、古くからお菓子の名産地らしいのだ。都市高速から二丈浜玉道路に向かい唐津経由のルートを取った。昼前に出発したので、途中でランチを食べることになった。「この先には何かありましたっけ?」ステーキハウス蜂、吉田屋の牛丼、などが頭をよぎったが、時すでに遅し。かなり通り過ぎていたのよ。すると1人が提案した。「確か、関東軒ってラーメン屋さんがあるらしいんですけど」「おいしいのそこ?」いっせいに尋ねる。「はい、ともみさんから聞いたんです」「ともみちゃん情報なら間違いないね」全員がうなずいた。で、途中を右に曲がった。すごいアバウトな場所情報ですまんのう。関東軒は、道路わきに建っていた。昼時を少しすぎていたのに、車がぎっしり止まっていた。名物は支那ソバ。手打ち平縮れ麺でしょうゆ味という、福岡では珍しいタイプ。こってりトンコツが体力的に厳しくなってきた最近のトコだ。「こ、これは、いける」と気に入った。前に座った深町さんも「俺、ストライクかも、この支那ソバ」とスープまで完食していたよ。
Vol.12
▲撮ることは慣れてても、撮られると緊張するクルー。この日は女性がディレクターよ。 テレビのロケ隊を発見!!じっくり観察してみよう。

街角でテレビの撮影風景を見たことがあるだろう。「あっ、カメラだ」と気づくと、緊張して、顔を背けてそそくさと通ってしまいますよね。だから、なんとなくたくさんの人数で撮影をしていることはわかるが、いったい誰が何をしているんだ、は謎。ということで、今回は「これがロケ隊だ」をお届けしよう。なぁんて派手にぶち上げたが、今月は何を書こう、と悩んでいた時に、「トコさん、コメントもらいに行っていいですかぁ?」と頼まれたのさ。飛んで火に入る夏の虫。訪れるロケ隊の写真を撮り、逆取材じゃ、と思いついたの。リポーターとディレクターにカメラマン、それから音声さんとカメアシ君の5人編成が一般的だ。トコ宅に来た時は、コメントなので、リポーターはナシの4人組。カメアシ君とはカメラマンのアシスタントで、重たいカメラ用の三脚や機材などを運ぶ。バイト君と呼ばれる時もある。音声さんはヘッドフォンをしてる人。棒の付いたマイクをかざしていたりする。カメラマンはカメラで撮影する人で、リポーターは画面に出る人。そして、そのグループの中で何しているのかわからないのが、ディレクターだ。ボンヤリしているように見えるが、ディレクターはチームのリーダーなのよ。今度、ロケ隊を見かけたら、どの人がディレクターか観察してあててみようぜ!
Vol.11
▲トコラボの命運を握るプロデューサー。下腹ぽっこり解消「トコちゃんベルト」と。 新コーナーが始まった!「トコラボ」絶賛(?)オンエア中。

「ちょっとトコさんお話が」アサデス。のプロデューサーから呼ばれた。せっかく改編時期を無事乗り切ったのに、今度は何じゃらほい。不安な顔をしたら、「実は『アサデス九州山口』でトコさんの新コーナーを始めたいと思いまして。ご協力お願いできますか」と切り出された。トコの興味を持っている健康美容ファッショングルメ、ビビビときたショップなどを毎週紹介して欲しいとのことだ。「おお、楽しそうじゃん」二つ返事で引き受けた。で、コーナー名は『トコラボ』だ。トコラボラトリーの略だって。ラボラトリーとは研究所とかそんな意味。「1年経ったら48ネタですから、それを特集してトコラボ本を作るとかいいですね」プロデューサーが微笑んだ。というわけで、4月から始まった。番組の冒頭に2分間だ。つまり、つかみ、である。緊張するわぁ。この2分で完全燃焼したさ。番組始まって2分で真っ白に燃え尽きられても、残りの時間はどうすんだ、って問題もあるが。ところが、トコラボ初回が終わった後、反省会でプロデューサーが言った。「今日から始まったトコさんのコーナーです。番組冒頭でやりましたが、今後、時間の移動も視野に入れて。ま、いつまで続くかわかりませんが…」何ですとっ!!本はどうなる?というわけで、幻のコーナーになるかもしれないので、早めに要チェックやぁ。
Vol.10
▲アフィリエイトが知りたきゃあブログを見てね。コパ続報もここでリポート中。 風水にどっぷりはまる。とにかくラッキーカラー!

ドクターコパの風水にはまっている。というのも、アサデスのドッキリ企画で、トコ宅にコパさん本人がいらっしゃったのだ。「こんな不運な女は見たことない。お金がたまらないはずよねこんな間取りじゃぁ」とまで言われた。しかし、図星だったので、「コパさん助けてくださ い」としがみついた。すると、救済策が必ずある。厄を落とすラベンダー色のものを設置し、方位によって決まった色のものを置くと運気がアップするのよ。それまで風水は全く信じていなかったが、必死に教えられたことを実行している。「でも、風水をガンバッたらどんないい事があるんですか?」「大きな幸運が転がり込むから。願いはかなうし。早ければ6時間、遅くても1年以内に。僕なんて銀座にビルが欲しいなぁ、って願ってたら手に入ったもんね、風水で」そう断言されたのよ。その日の夜、ラーメンを食べに行ったら、ほかの人はチャーシュー2枚だったのに、トコだけ3枚である。コパ効果に違いないっ。興奮して息子に話すと「ちっちぇぇなぁその幸運。目を覚ませよかあちゃん」とたしなめられたが、聞く耳は持ってな い。センスより運の言葉を信じて、今年のラッキーカラー、ラベンダー・ゴールド・ワインレッドに常に身を包んでいる。そういえば日経パソコンのサイトでブログ連載が始まった。これもコパ効果よねっ。「トコのアフィリエイト挑戦日記」で検索してくり。
Vol.9
▲やっとありついたカキ。新鮮で安いの。
1キロ千円前後。軍手は借りられます。
糸島でカキを豪快に食らう カキ小屋を楽しむ裏技も

そして糸島半島のカキ小屋ドライブである。「カーナビがなくても大丈夫、周船寺まで行けば看板があるからそれに従えば」と、店名すら覚えていない友人の言葉を信じて出発した。すると、本当に手書きで殴り書いたような看板発見「みわちゃん」。船越という場所に導かれた。漁港の広場にぎっしりと乗用車が停まっている。すごい人気だぜ。ドーム型の巨大なテントが三張り。香ばしい匂いが漂ってくる。中を覗くと炭火にカキを並べて焼いている。期待が高まる。「三人で〜す」元気よく人数を告げると「あらまぁ、すみません。さっきのお客さんでカキは売り切れました」と宣告された。なぬっ!!(休日の午後4時。これからいらっしゃる方は早めにお出かけくださ い)しかしここまで来たのだ、あきらめるわけには行かない。道中見ていたもうひとつの看板をたよりに、岐志に向かった。こちらは埠頭にツギハギのちっぽけなテントがひとつ。「まだカキありますか?」おずおず覗くと、どうぞっ、と言われて一安心。席につくと、知人達は何やらゴソゴソとバッグを探る。出てきたのは、シャンパン、白ワインに紙コップ。レモンに醤油にタバスコ、豆板醤。ついでに濡れティッシュも。あ、あんたたちっ、道は知らないけど準備は万端だったんだね!!しかし運転のため飲めないトコを尻目に、盛り上がっていたぜ。本当に友達だろうか?
Vol.8
▲午後遅くなると売り切れるそうな。
今宿「治七のクリームパン」はここだ。
ぼんやり見ていても、テレビって役立つじゃん!

テレビを毎日意識もせずに眺めている。が、その情報というものは頭の中に蓄積されているらしい。先日、糸島半島のカキ小屋にドライブに行ったときのことだ。志摩町方面は何度も行ったことがあるが、自分で運転していくのは初めてだ。出発して、いかにいつも自分がぼんやりと乗っていたかを思い知った。道が全くわからないのである。そのくせトコの車にはカーナビがついていない。さらに助手席で道路地図帳とにらめっこしていた友人は、私は地図の読めない女だった、とカミングアウトするし。でも、「急ぐ旅じゃあなし。間違ったら戻ればいい」と励ましあい見切り発車だ。とりあえず、天神から西のほうに行けばいいのである。途中で「治七のクリームパン」の看板発見。こ、これは、グルメ番組で何度も紹介されたお店ではないか。こんなところにあったのか。「寄ってく?」とハンドルを切った。みんなよく探して来るよね、というような集落の中のひっそりとした一軒家が店だ。初めてなのに見覚えがあったのは、画面で見ていたからだ。やっぱり、んまい!そしてさらに進むと「ファッションセンター・シマムラ」発見。こちらも番組で見たばかり。店名とはうらはらに流行の使える洋服が安くてあるらしい。もちろん寄って買っちまったさ。目的地にまっしぐらのカーナビよりも、サプライズなドライブだった。それもぼんやりテレビを見ていたおかげなのかも。
Vol.7
▲あんみつ姫にトラバーユか?
華麗に舞い踊る高島宗一郎アナ。
秘密のロケの行き先がうっかりばれちゃった!

出演者を驚かせようとすることにかけては一致団結する「アサデス。」のスタッフだ。ロケの行く先を知らされないときはドキドキだ。さて先日、あなたの知らないディープな世界を覗きに行こうというコーナー、ディープチのロケがあった。徳永玲子ちゃんとトコを案内するのが高島宗一郎アナウンサーだ。初回は、メイドカフェとラブホテルに連れて行ってもらい、興奮しまくった。で、今度はどこかなと思っていた。ロケは夕方からだというので、昼間、原稿を書いていたら携帯がなった。あんみつ姫のトマトママだ。「あらトマトママ、お久しぶり」「こんにちは、トコさん。今日はうちにロケに来てくださるんでしょ。よろしくお願いいたします」「げっ、そうだったの。実はさ、今日のロケ先、私には秘密になっていたのよ」「ええっ、ばらしちゃったぁ。ごめんなさい」「いいわよ。でも、この電話はなかったことにしておこうね」そ知らぬふりで現場に向かった。高島アナが「今日行く場所はオカマバーですっ」とあんみつ姫を勢いよく紹介した。ビックリすべきところだが、冷静に「私はこの店の会員よ。ママとも仲良しだし」と反撃をしたわ。ふふん、してやったり。ショーを楽しんでいたらトイレに立った高島君が戻ってこない。気になっていたら、いきなりステージにオカマちゃんに混じって登場。ヒョエ〜、ぶったまげた。ばれたのは一部だったのね。作戦が高度になっていくわぁ。
--Profile--
コラムニスト トコ。/1959年生まれ
赤いメガネがトレードマーク。日経パソコンのブログで「トコのアフィリエイト挑戦日記」を担当から叱られながら連載中。
最新刊は「福岡発!トコの美容日記」(月刊はかた編集室刊)。
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