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ヒラジョウメグミの韓国ハマリンコ!
最終回
▲財布が寂しい夏は、テジクッパ (6,000w)で暑気払い ひと夏に土用の丑の日が3回?韓国式・暑気払いのススメ

毎日、暑い日が続くと、どうしても食欲が急降下。体力も次第に落ちて夏バテに。なんて、経験もあるのでは?そんな、疲れ気味の体にスタミナを与えるべく、日本では、土用の丑の日にウナギを食べますね。実は、韓国でも似たような習慣があるんです。「韓国版・土用の丑の日」ともいえる伏日(ポンナル)は、夏の間に3回やってきます。夏至後に訪れる3番目の「庚の日」にあたる初伏(チョンボッ)、初伏から数えて10日目の中伏(チュンボッ)、立秋を過ぎて迎えた「庚の日」にあたる末伏(マルボッ)、がそれです。そして、この初伏と中伏によく食べられるのが、参鶏湯(サムゲタン)です。この参鶏湯。韓国では、夏バテ対策のひとつとして、夏に食べたい人気料理の代表格。ご存知の通り、参鶏湯は鶏を丸ごと1羽使った鍋料理。その中には、漢方のひとつでもある高麗人参のほか、ニンニクなど栄養価の高い食材もたっぷり。参鶏湯は、ほかの鍋料理より若干高価ですが、初伏と中伏には、街の参鶏湯屋さんに行列ができることもあるとか。暑い日に暑い鍋を食べ、一汗流して「アー シオナダー!(あー、涼しい!)」と言ってみせるのが、韓国式の暑気払い法。私も参鶏湯は大好き!ですが…。毎回、極貧旅の私にとって、参鶏湯は高嶺の花。というわけで、参鶏湯に比べ、よりリーズナブルなテジクッパを食べながら「アー シオナダー!」と強がってみせるのです。
Vol.12
▲氷の下にもいろんな味が隠れてるバッピンス(7,000w)。 あつい日にピッタリのクール・デザートは、コレ!

7月を迎えて、いよいよ夏本番!暑い暑い日がやってきますね。そんな時に恋しくなるのは、火照った体をクールダウンさせてくれるヒンヤリ・デザート。韓国で大人気のヒンヤリ・デザートといえば「バッピンス」です。バッピンスとは、韓国スタイルのかき氷のこと。日本のかき氷は、削った氷に甘いシロップやミルクをかけたり、あずきをのせて食べますよね。それに対し、より多くの食材を混ぜる事でその味のハーモニーを楽しむピピン食文化(混ぜ混ぜ食文化)の韓国では、かき氷にもたくさんの食材を使うんです。まず、キウイやバナナ、シロップ漬けしたミカンなどのフルーツ類は、基本中の基本。必ずといっていいほど2種類以上は盛ります。そして、日本同様にあずきも大切です。さらに、さらに! コリコリッとした食感のクルミやナッツ、コーンフレークなども入れてみたり。やっぱり、夏にはアイスクリームも食べたいから、のせちゃいました! という具合で、目の前に登場したバッピンスは、日本のフルーツパフェの氷バージョン。もちろん、ショップごとに様々なトッピングが登場しています。このバッピンス、美味しく食べるにはやはり、韓国式に頂くのが一番。つまり、グルグルグルーッとかき混ぜるんです。見た目は、少々……ですが、大丈夫。混ざれば混ざるほど、実に美味しい。食材は日本でも手に入る物ばかり。今年の夏は、韓国スタイルのかき氷をご家庭で味わってみませんか?
Vol.11
▲「トンネパジョン」で食べたパジョン(チヂミ)です。 しんみりシトシト雨降る日はチヂミとマッコリで過ごす。

6月は、シトシト雨の日が多いもの。先日、プサンを訪ねた日も、ちょうど雨が降る日でした。傘を持たずにいた私に、ホテルスタッフが「コレ、使ってください」と、傘をかしてくれました。傘を渡しながらそのスタッフは「雨の日、韓国人がどうやって過ごすか知ってますか?」と、訪ねてきます。「アニョ〜・モルゲッソヨ〜。オットッケ・ヘヨ?(分からないです。どう過ごしますか?)」。と、聞き返してみました。すると、スタッフは得意気にこう教えてくれたのです。「雨が降る日はね、なんだか心が寂しくなるでしょ?だから、友達と家でチヂミを焼いて、マッコリを飲みながらおしゃべりして過ごすんですよ。そしたら、寂しい気分じゃなくなるでしょ?」。雨の降る日は、チヂミとマッコリ。それが、韓国風の雨の日の過ごし方なんだ。そういえば、以前、プサンでとても人気のあるチヂミのお店「トンネパジョン」を案内してくれたJ君は「昼からチヂミとマッコリなんてね〜。まるで、オジさんみたいだよね〜」なんて、言いながら笑ってたっけ。2つの話しから推測すると「オジさんは、雨の日にチヂミを焼いてマッコリを飲みながら、友達とのおしゃべりに花を咲かす」という結論に。確かに、ホテルスタッフは、40歳を目前にしたアジョシ(オジさん)でした。それにしても、友達と酒を酌み交わしながら、雨の日の物悲しさをうめるアジョシ達。なんだか、男の哀愁とロマンチシズムを感じさせますね。
Vol.10
▲オリオン社の赤いロゴと黄色いパッケージが目印です。 ほろ苦いチョコがバリ・ウマ!韓国のおすすめ土産はコレ!

GW目前!「今年の連休は、韓国に」という方もいるのでは?というわけで、今回は「私的・韓国おすすめのお土産」をご紹介します。「私的」な、韓国土産の条件は、一・手にした瞬間、韓国をイメージできるものでなければならない。二・日本でも簡単に手に入る品であってはならな い。三・大荷物になってはいけない。四・もらった人が負担を感じるような高価なものはいけない。五・誰にでも喜んでもらえるものでなくてはいけない。以上の条件を満たしてくれたのがコレ!オリオン社のチョコチップクッキーです。オリオン社といえば、韓国のお菓子を代表するチョコパイなども有名 (そして、美味しい!)ですが。「私的」には、食感も珍しいこのチョコチップクッキーを推薦します。というのも、生地がクニャッとするほどシットリしていて、口溶けが上品。そして、濃厚なビター味のチョコチップが、生地の中にゴロッと入っているので、一枚食べただけでかなりの満足感があります。気になるプライスは、六枚入り・1500W(約190円)。一個ずつ包装されているので、箱を捨ててしまえば荷物になることもありません。おまけに、軽い!さらに、韓国内のコンビニやスーパーなら、どこでも手軽に買えるのもポイントといえます。このクッキー、昨年の語学留学時に同じクラスになった韓国通の女性に教えてもらった一品。以来、韓国に行く度、まとめ買いするほどのファンに。私もお土産に、ほしいな〜(笑)。
Vol.9
▲これまでにもらったオマケの数々。かなり重宝します。 オマケもい〜っぱいもらえるチープコスメにハマリンコ!

韓国に行くたびに必ず足を運んでしまうショップがあります。それは、リーズナブルで品質良好なアイテムがそろうコスメショップ。韓国では、2〜3年前から、チープコスメのブランドショップが続々と登場中です。そのブームの火付け役となった「MISSHA(ミーシャ)」を筆頭に、人気俳優のクォン・サンウをCMキャラクターに起用した「THE FACE SHOP」、天然素材の化粧品がウリの「SKIN FOOD」、話題のコエンザイムQ10配合の商品が充実している「CREDIT」など。各ブランドともパッケージがキュートで、ネイルやリップグロス、アイシャドウなどカラーバリエーションがとっても充実しています。しかも、ネイルやリップグロスは、ほとんどが、1000W(約120円)前後の価格で販売しているので、まとめ買いも楽しめちゃいます。そして、リピーター獲得のためなのか、購入金額に応じ「オマケ」を用意しているのも特徴です。化粧品や乳液のサンプル、パフは当然のように。さらに、ブランドのロゴ入りボールペン、手鏡、ポーチ、うちわ。季節によって、ミトン、ソックス、傘、ビーチサンダルなど。店員さんが有無をいわさぬ勢いで、ドサッと袋に詰め込んでくれます。店員さんによっては「コレもオマケね」といって「オマケのオマケ」までつけてくれたり。購入した商品よりも、オマケの方が多くなる場合もしばしば。そんな愛嬌たっぷりのサービスも、うれしくて。また、足を運んでしまうのです。
Vol.8
▲ちらしとチケットの半券。気になる映画が続々公開中! みんなで一緒に笑って、泣いて コレが韓国式・映画の楽しみ方

韓国人も映画を見るのは大好き!平日でも映画館には、上映を待つ人であふれています。街には、地元の老舗映画館から外資系シネコンまであ り、料金は6500W〜9000W(約700〜950円)程度。手軽に楽しめます。まず、売り場でタイトル、希望の上映時間、必要枚数を言ってチケットを購入。そして、「映画のお共」を買うわけですが。日本の定番といえばポップコーンですよね?でも、韓国ではスルメです。映画館の前にスルメ販売の屋台も並んでいたりして。なぜスルメ?食べる時、音が出ないから?ちなみに、私が韓国で映画を観る時に楽しみにしている事がもうひとつ。観客のリアクションです。例えば、主人公の背後にナイフを持った悪者が近づき…というシーン。「ほらっ!後ろ!!」とか「危ない!」とか、スクリーンに向かって叫んでる人が珍しくない。おもいっきり笑い、泣き、驚く。逆に、面白くない映画では、おしゃべりが始まったり。その反応は、どんな映画評論家のそれよりも勝っているように思えます。私は一人で映画館に行くことが多いのですが、韓国では、複数で行くことをおすすめします。なぜなら、一人で映画館に行くと「一緒に映画を観る友人もいない寂しい人」というイメージを持たれるとか(笑)。大人数で笑い、泣き、一緒に楽しむのが韓国流・映画の楽しみ方なのかもしれませんね。
Vol.7
▲バレンタインで成功するとこんな幸せな日々が待っています。 4月までドキドキが続行!?コレが韓国式バレンタインデイ

寒さも一段と厳しさを増す2月。でも、恋する人にとっては、そんな寒さも吹き飛ばすドキドキな日がやってきますネ。そう、2月14日は「バレンタインデイ」。この日は、韓国の女性達もチョコレートを手に、気になる男性に愛の告白をします。日本と同じですね。でも、ちょっと違ってるのは、彼女達が手にしているチョコレートの量。買物かごのように大きなバスケットにチョコレートがギッシリ!一体、何人の男性に配るの?と、思ってしまう程の量です。これに手紙やメッセージを添えて本命の男性に渡すのが韓国スタイル。まるで、男性への思いをチョコレートの量で表しているかのようです。もちろん、本命以外に渡す「義理チョコ」もしっかり存在していて。その価格も200W(約20円前後)くらいから用意されているとか。そして、翌月のホワイトデイには、男性が女性にキャンディなどでお返しをします。日本の場合、これで一連のイベントは完結となるわけですが。韓国には、続きがあって…。4月14日には「ブラックデイ」なる日があります。これは、バレンタインデイにチョコレートをもらえなかった男性と、ホワイトデイにお返しをもらえなかった女性が主役の日。「来年は、がんばろうね!」なんて、それぞれの労をねぎらいながら(笑)、ジャージャー麺 (韓国式は、黒いタレがのっています)など、黒い食べ物を食べます。この習慣、いずれ日本でも流行するかな?
Vol.6
▲一人で食べた10,000ウォン(約1000円)のカムジャタン。 今年はこんな失敗しないぞ! 05年・大失敗大賞in釜山

ヨロブン・セヘ・ポン・マーニ・パドゥセヨ!(=みなさん、あけましておめでとうございます!)。05年は、どんな年でした?私は釜山で多くの事を学び、多くの人に出会った一年でした。うれしいこと、楽しいこと、そして、失敗も…。05年最大の失敗。それは初めてカムジャタン(豚の尻尾の骨と背骨を煮込んだスープに、ぶつ切りのジャガイモがゴロゴロっと入っている鍋)を食べた時。チャガルチ市場近くの食堂で、意気揚々とお目当ての品を注文すると、注文を聞きにきたオバちゃんが一瞬「?」という表情。気を取り直して、ゆっくり言い直すと、オバちゃんは不思議そうな顔で厨房へ。しばらくして、簡易コンロが運ばれてきました。今まで、鍋を注文してコンロが出てきたことないよな?と、不安を覚えたその直後。コンロの上に置かれた鍋を見てビックリ。どうみても2〜3人前のボリュームなのです。実は、カムジャタンって、通常、2〜3人で一緒に食べる大鍋料理だったんです。オバちゃんが不思議そうな顔をしたのは、私の発音のせいばかりではなく、韓国では、想定外の注文だったらしい。しかも、夜10時頃に女一人で大鍋をバクバク。その様子に驚いて、見知らぬオジちゃんまで足をとめてテーブルを覗き込む。顔から火が出るほどハズカシイ!でも、鍋いっぱいのカムジャタンは、美味しかった(涙)。今年は、こんな失敗のないスマートな大人になりたいものです。
--Profile--
ヒラジョウ メグミ/フリーライター
鹿児島県出身。街ネタ、旅行、ブライダル、ファッション関係を中心に原稿提供中。
月1回程度で渡韓するもソウル未体験の「プサン弁慶」。
現地コーディネーター&カメラマンと「KJ+PROMOTION」を結成、韓国情報を配信している。
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