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ゴトウタカコのお野菜ゼミ
Vol.3
▲鍋のなかで3振りでオッケー!根元は捨てずに。縦に四つ割り。 根元がアマイ!赤いほどアマイ!

店先で、葉が縮れたほうれん草をみかけませんか?縮みほうれん草、寒じめほうれん草という名前で、年末から2月いっぱいくらいまで出回っています。この寒い時期の露地栽培、いまが旬真っ盛り。冬場の霜にあてることで、ぐっと甘くなり、やわらかさが生まれるらしい。ゆがく時間がほんの数秒。氷水にとり、軽くしぼって、そのまま食べても、ウマイ。根元に行くほど、アマーイ。年中食べることができるほうれん草ですが、この時期の露地ものを是非あじわって。旬の野菜って、コウイウンダ…と実感できます。夏に比べてもビタミンCの量は3倍近く。ここで、ほうれん草など青菜をゆでるときのワンポイントを。まず、茹でる前。水につけてしゃきっとさせておくこと。栄養分の流出をふせげます。茹でる時は、1〜2株ずつ。一度に入れると、温度がさがってしまいます。茹でた後は、氷水に。青みがきれいに。料理教室で生徒さんに聞いてみると、「赤い根元は捨てる」という人がほとんど。でもねー、この赤いところが一番甘くっておいしいんですよ。ほうれん草をつくっている農家さん曰く「赤い色は、甘みのバロメータ」捨てずに、是非。この縮みほうれん草、アクがすくないので、そのまま、お湯にごま油と塩をいれてしゃぶしゃぶにするとウマイ。そう、旬の野菜は、鍋の主役になっちゃいます。
Vol.2
▲これがビーツの断面!ボルシチの作り方は本誌7ページで紹介しています。 サムイデス、今年。あったまらなくっちゃ。

先日、信州産ビーツが手にはいったので、ロシアの家庭料理、ボルシチをつくってみました。ボルシチに、ビーツは欠かせないお野菜。みため、かぶか大根のようですが、てんさい(砂糖の原料)の仲間で、深紅の色と、淡い甘さが魅力的な根菜。火炎菜(かえんさい)とも呼ばれ、かぶか大根のようにみえますが、科は、ほうれん草といっしょのアカザ科。包丁をいれると、深紅、どきっ。ロシアでは赤=美しい、らしい。スープには、ビーツの赤がとけだして、なんともいえない、きれいな色。トマトよりちょっぴり大人の赤です。週末は、ボルシチであったまるゾ。ボルシチのつけあわせは、サワークリームが定番。なければ、ヨーグルトと生クリームをあわせてつくってみてくださいね。さやわかな酸味が、スープによくあいます。このビーツの深紅の色、水溶性ですぐ水にとけだしてしまいますので、ビーツ自体の色をきれいにしあげたいときは、皮のままゆでてください。ボルシチなんかは、スープに色をきれいにだしたいので、おおきめの千切りにしました。ふつうのスーパーでおめにかかることはないけれど、デパートの野菜売り場や高級食材がたくさん揃っているお店にでかけたときは、ぜひ。2個で200〜300円前後。寒い日は根菜。根菜は、ちゃーんと、カラダをあっためてくれるんです。
Vol.1
▲大根ジュース。スクエア1月号12ページにもレシピを紹介しています。 風邪予防はお野菜で!のどにやさしい大根ジュース

急に冷え込んできました。ちょっとのどの調子がおかしいと、これすごくいいです。作り方もすごく簡単。大根1本丸ごと買うと、多少残りますので、残り物の大根で是非つくってみてください。こういうのって意外とまずいんじゃ…と最初おもったのですが、とっても飲みやすくっておいしいジュースです。国産レモンやかぼすなどをしぼって、さらにビタミンCを追加!風邪の予防には、ビタミンAとCです。このままリキュール類とあわせて、カクテルという手もありますが、この時期は、ホットでもどうぞ!のこった大根にりんご酢とこんぶ、たかのつめを加えるとかんたんピクルスになります。先月、料理教室(ベジキッチン)で大根7品をしましたが、なんと江戸時代には、「大根一式料理秘密箱」という大根の料理専門書があったとか。大根料理は、身分をとわず、男女をとわず、老若男女誰もが好むもので、どんなところでも大根をたやさないお野菜だったらしい。葉もビタミン・ミネラル・カルシウムたっぷり。大根、ヲソルベシ。是非、あますところなく。
【作り方】1.皮つきの大根をさいの目にきり、ふたのできるびんにいれ、蜂蜜をまわしかけ、半日以上ほおっておく。2.大根から水分がでてくるので、そのエキスを水やお湯でわって、レモンやかぼすなどを加えたらできあがり。
--Profile--
ゴトウタカコ/食のスペシャリスト
ベジタブル&フルーツマイスター(野菜のソムリエ)、フードコーディネーター、食育アドバイザー。お野菜と果物の料理教室「ベジキッチン」主宰。 また、スローフードレストランやスーパーにて野菜&果物に関するイベントプロデュース、お野菜メインのメニュー提案、自宅にてお野菜と果物のお料理教室を開催。
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