登山初心者にもおすすめ!福岡市西区の飯盛山登山特集2016.09 UPDATE

秋の気配が漂いはじめた今日この頃、身体を動かしやすい季節になってきたのではないでしょうか。
数年前から「山ガール」などといったワードがよく聞かれるようになり、登山を楽しむ人が増えたと聞きます。
今回、遅まきながらそのブームの波に乗って(?)福岡市西区にある「飯盛山」に登山に行ってきた2人のスタッフの体験談をご紹介。飯盛山には登山初心者にもおすすめの登山コースがあるようです。
登山に挑戦してみようかな~と思っている方はぜひご一読を!

秋と言えば紅葉、紅葉と言えば山、ということで、今回は西区にある
飯盛山に登ってきました

登った方のブログによると、片道40分くらいとのことだったので、何だこれなら私でも登れると高を括っていたのですが、これが大間違いでした。私の体力レベルがどの程度かというのを先に断っておくと、普段の仕事と言えばほとんどがデスクワークで趣味は読書、映画鑑賞ときており、ショッピングで街を出歩けば1時間余りで休憩を求めるほどには体力がないと自負しています。

登る前から不安は膨らむばかりですが、とりあえず、当日は飯盛神社に待ち合わせし、そこから出発することに決めました。服装についてですが、私はTシャツに一枚薄手のアウターを羽織り、下はジーパン、スニーカーという出で立ちで臨みました。頂上にいた方によると、もう少しすると頂上付近がかなり寒くなるため、秋には長袖でしっかり防寒対策をした方がいいということでした。

飯盛山 登山飯盛神社 鳥居
飯盛山

飯盛神社の正面入り口から出発して10分くらい登ると、綺麗な鳥居とお社がある中宮社と呼ばれる場所に着きました。駐車場があり、どうやらここまでは車で来られるよう。この中宮社から頂上までは左右と真ん中で計3つのルートがあります。回り込んでない分、真ん中の「ご縁結びの道」が最も厳しいだろうということは火を見るより明らかですが、その場のノリと勢いに任せ、無謀にも「ご縁結びの道」を選択することにしました。

結論から言うと、中宮社から頂上までの道のりは険しいというか地獄で、道中何回も絶望を味わわされることになりました。 まずは果ての見えない階段。せっかくなので何段あるか数えてみようと試みましたが、200段を超えたあたりでそんな余裕はなくなりました。途中の開けた場所で数分ずつ休憩しつつ、しばらくすると景色がよい岩場に出ました。なんだここが頂上か、大したことなかったねと強がりを言ったところで奥に続く道を発見。最初の絶望です。

そこからは純粋に地獄でした。道なき道を進み、とても登れるとは思えない急勾配の道に絶望し、大きな岩があったかと思えばそばにロープが垂れているのを見て、これを登れと言うのか、と思わず頭を抱えました。さらには、途中で「頂上まで320m」という札が見えて、よしあと少しだ頑張ろうと声を掛け合い、大分登ったね、もうそろそろ頂上かなと思ったころに「頂上まであと100m」などと見える始末です。

しかし、幾度となく絶望を味わった末に辿り着いた頂上での達成感はすばらしいものでした

普段は控えめで大人しい私が、人がいるのも構わず「着いたー!」と叫んでしまったほどです。道中は散々「疲れた」「もう無理」などとこぼしましたが、ともあれ、体力が無いに等しい私でも登頂できるということは証明されました。しかしながら、のんびり紅葉でも楽しみながら登ろうかという方には8合目辺りで引き返すことをおすすめします。それ以降は己に試練を課したい者のみ挑戦されるのがいいでしょう。ちなみに下山時は落ち葉などで足元がよく滑るため、私のように「あとは降りるだけ」などと気を抜いていると何度も冷汗をかく羽目になるので十分気をつけてください。

飯盛山 登山飯盛山 登山

ダイエットしなきゃなぁ。
そうだ、楽しく痩せられそうな
山登りをしよう!

と仲間を誘うと反応が微妙で・・・(笑)ふて腐っていると、しょうがねぇなぁとインドア派の先輩が一人、一緒に来てくれることになりました(笑)。その先輩は山を登ったことがないというのであまり標高も高くない福岡市西区にある「飯盛山」にしようと決めました。

山登りの日、快晴!飯盛山には福岡市営地下鉄で姪浜駅へ向かい、バスで行きます。が、バスに乗って飯盛神社前まで行きますか?と車掌さんに聞くと行かないと返答されました。何度も見直しました、絶対に行くはずです!なのに「いきませんよ。」しぶしぶバスを降りて走っていきました。

山のふもとの神社、飯盛神社から山登りのスタート、久しぶりの山登りにテンションが上がります。最初は舗装されてある程度歩きやすい道路が続いており、15分くらい歩いていくと、立派な門構えの神社?のようなものが!行ってみると飯盛中宮社と書かれており、アルミ合金製の明神鳥居では日本一の大きさだそうです。思わず「すごい・・・」と口にしちゃうほど。はぁ。。。神々しい。。。

その中宮は戦火に遭い、焼けてしまったので再建したもの。中宮跡地に続く階段がわきにあり、先輩とヒィーヒィー言いながら登っていくと小さな木が。中宮跡地からの景色もよく気持ちいい。いいところだなと思っていると階段のようなものが。

中宮跡地からの登山道は獣道で足場が悪く山って感じです(笑)登っていくと開けた頂上のような場所が!「なんだ、ちょろいやん。」なんて言いながら記念写真も撮って下山ルートを探していると標識が。見てみると「←飯盛山頂上」。まぁなんとなくそんな気がしていましたがまだ上があるようで・・・

飯盛山

ここからが地獄の始まりでした。急な階段、多くのクモの巣、岩場をひもで登るポイント。先輩は虫が苦手でイヤ゛ァァァァァと叫んでました(笑)。岩を登るポイントは大声でファイトー!いっぱぁつ!と叫びながら登って変なものを見る目で見られました・・・。

楽しくてアトラクションみたいでした!親子で行くと絆が深まりそう

そんなこんなで頂上に到着。頂上は風が吹いていて気持ちよく、景色も抜群でした。頂上に登山者のおばちゃんにもう一本楽なルートがあることを教えてもらいました。教えてもらったルートで帰るとすごく楽。みなさんはこちらから登りましょうね(笑)。帰り道には「カブトムシの森」という森もあって行きたいと思いました(二人とも疲れ果てて行く元気がありませんでした(笑))。もみじなどがたくさんあり、もみじ狩りに紅葉、秋にはより一層登りがいのある山になりそうです。ぜひ登ってみてください!

飯盛山
飯盛山
飯盛山
飯盛山 カブトムシの森入り口

飯盛山

住所:福岡県福岡市西区飯盛609
時間:登頂まで53:46、下山まで1:50:44(今回要した時間)
距離:約1.5Km
標高:328.4m

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