2016.07 UPDATE
郊外に行かなくても西新でできる陶芸体験はハマること間違いなし!
初心者でも安心の「西新陶芸教室」でオリジナル作品を作ろう。
梅雨真っ只中のこの季節、外に出掛ける予定を立てていても中止になることが多いですよね。それならいっそ室内でできることをしよう!ということで陶芸経験です。 最近人気の高まっている陶芸体験。年齢を選ばず子供からお年寄りまで楽しめるので、デートや女子会はもちろん親子で体験するのもオススメです。 自分で作った物には愛着が湧きますし、食器や花瓶など実用性が高いのも人気の理由です。また、大切な方へのプレゼントとしても好評です。 陶芸は郊外の窯元まで行くのが面倒だなぁ~という人が多いみたいですが、実は町中でも体験できちゃいます。今回は西新にある「西新陶芸教室」で陶芸体験しちゃいました。
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陶芸についての簡単な説明
作り方の流れや注意事項など簡単な説明の後、何を作るか決めます。
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土を叩いて空気を抜く
土の塊からを使う分だけ糸で切って、中の空気を叩いて抜きます。
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まず最初は土台造り
今回は焼酎用のカップを作ります。まずは底の部分から制作開始です。
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紐状の土を積み重ねて形成
紐状の土を重ねて繋ぎ目を馴染ませます。それを繰り返し形を作ります。
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手や木のヘラを使って微調整
段々外に広がってきたので、調整します。同時に厚みも均一にします。
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湯のみ口を切って滑らかに
ろくろを回しながら糸で湯のみ口を切った後、皮で滑らかに調整します。
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好きな模様を付けて完成
持ちやすいように少し凹凸をつけました。体験教室はここで終了です。後は、乾燥→素焼き→釉薬(色付け)→本焼きで約1ヶ月後に完成です。
家族、友人と一緒に楽しく作る。新たな一面を発見するきっかけに!
陶芸において、作品が完成するまでには成形、乾燥、素焼き、塗りなどいくつかの工程がありますが、体験教室では成形の工程を体験しました。 まずは、使う土と釉薬(うわぐすり)を選びます。粒子が荒い土は、できあがるとざらざらとした手触りで味があり、細かい粒子の土は手触りが滑らかだということです。 また、釉薬もたくさんの種類から選ぶことができます。私は粒子が細かく白っぽい「信楽並漉」と、黒い色がシックな雰囲気の「鉄砂」という釉薬を選びました。これで、焼酎タンブラーを作りたいと思います。
材料を選んだら、いよいよ「成形」です。実際に陶器の形を作っていきます。陶芸というと電動で回転する電動ろくろを用いた作り方を想像する方が多いと思いますが、手で回すタイプのろくろを用いた「手びねり」という方法で作りました。 まず最初に、タンブラーの底を作ります。土を「しっぴき」という細い糸のような道具を使って切り取り、丸めて薄く伸ばしていきます。 皆さんが粘土をこねて丸くするときは、伸ばした粘土を折り曲げるようにしてこねると思いますが、この方法では土の中に空気が入ってしまい、焼き上げる際に空気が膨張して割れてしまうことがあるそうです。 なので、切り取った土の角をつぶすように丸めていきます。ろくろを回転させ、竹串できれいな円形に切り取れば、底は完成です。 次に、タンブラーの側面を作ります。側面を作るときは、土をひも状にし、積み重ねて薄く伸ばし、土台になじませます。これを繰り返します。 体験をされた多くの方は、ひもを薄く伸ばしてなじませる際、側面の高さが上がるにつれて外側に広がってしまうそうで、例に漏れず私もなんだか不格好な形になってしまい、先生に手伝っていただきました。 このように、難しいところは先生がフォローしてくれますので「自分は不器用なので不安だ」と思われる方も、安心して体験に参加してください。
私は今回が陶芸初体験でしたが、楽しく話しながら作れるのでとても楽しい時間を過ごせました。器用だと思っていた人が実は不器用だった、なんて新たな一面も見られるかもしれません。 ぜひ恋人やご友人と一緒に体験してみてください。
[時間]午前10:30~13:00、午後13:30~16:00
[受講料] 3,000円/回
西新陶芸教室
住所:福岡市早良区西新1-18-19
ファミール西新1F
電話:092-841-7555
定休:毎週水曜・第5週目
【受講案内】
入会金:5,000円
月謝:6,000円(1ヶ月4回分の受講料)
材料費:100g/200円~時間:午前10:30~13:00、午後13:30~16:00
土のかおり、肌触り。触っているだけで心が安らぐひととき!
陶芸体験はとても良いものでした。 私は全く陶芸経験がなく、不器用で陶芸とは無縁だと思っていました。今回お邪魔した「西新陶芸教室」さんは、とても入りやすい雰囲気でした。中に入ると、奥に作業場がありました。 先生はとても優しく、丁寧に教えていただきました。
まず、最初に何を作るかを決めました。私は酒飲みなので氷がたくさん入るような大きめのコップを作ることに決めました。作りたいものが決まると次に土の種類を選びました。 土と種類で手触りが変わり、さらさらの手触りのものと土本来のざらざらとしたものから選ぶことができ、ざらざらとした土では赤土か普通の土で選べます。 さらさらの土は普通の土のみでした。私は土の感じがよく出るざらざらとした赤土のほうを選びました。次に何色を塗るか決めました。色はさまざまで自分に合った色を選べます。 私は瑠璃色を選びました。次に、コップの作成に取り掛かりました。大きな土のブロックが出てきて、まずはコップの底を作りました。土はひんやりとして気持ちの良い感触でした。 ろくろは手動で回るタイプで、手で回しながら、かたどっていきました。底の形が決まると周りの部分を作っていきました。 土をちぎったものをひも状にし、ひも状にした土を底の土に沿って円を作るように乗せ、つなぎ目がわからないように埋めていきました。
この作業の繰り返しでコップの高さを高くしていきました。この作業は単純作業ですが、コップが作られていくさまを見るのが楽しく熱中してしまいました。 私はまっすぐなコップが作りたかったのですが口が広がっていって茶碗のような形になってしまいました。しかし、先生が修正の仕方を教えてくださって無事にまっすぐなコップを作ることができました。 自分でする工程はここまでで、あとはプロの手で仕上げをしてくれます。陶芸初心者でもかなり楽しく作ることができました。自分だけのコップができてほんとにいい記念になりました。